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2011年02月06日 (日) | 編集 |
日本公衆衛生学会誌の新しい連載、木原正博京都大学教授の「社会と健康を科学するパブリックヘルス」の第1回は「21世紀の課題とNew Public Health」だった。

食生態学を模索する方向に先達的に重なることがぎっしりで、かなり興奮して読んだ。
冒頭の一行“公衆衛生学は社会における公平な健康の実現を目指す学問であり実践であるが……”は言い古された文ではあるが、今年の私には“公平な”がいつもとは異なって新鮮に迫ってきた。

食にとって公平とは何か、公平の認識についてどうしたら共有できるか、実現できるか、実現を継続できるか……?

論文中にも書かれているように、これらは社会と生活をめぐる様々な環境や課題の文脈の中でパラダイムシフトが求められ、多くの人がそれに挑戦している。
公衆衛生の分野では“New Public Health”という言葉で議論されているという。

口幅ったい言い方だが、 New Nutrition (Education and Promotion)のつもりで出発した食生態学だから、今の国際的な動向の中で、もっと自信と勇気をもって、全体構築に精を出していかなければならないと思う。

こんな時、一枚のドラマ紹介が届いた。
迷子」。
公平な……を大事にしてきたつもりでも大きく見落として、積み残してきたことにつながっているではないか。

前田司郎(作)と中島由紀(監督)の名コンビの作品なので、とても楽しみだ。

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