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2010年01月14日 (木) | 編集 |
“さかなって すごい!”という、すごい一冊ができました
 
東京都内の全小・中学生(ほぼ23万人)といっしょに感じ、考え、実行し、他の人にも伝えていく食育教材です。
今、全学校に配送中とうかがっています。

東京都産業労働局農林水産部水産課が担当している魚を中心とする食育活動の一環として計画されました。
私はこの「東京の魚と食育プログラム」制作委員会(漁業生産、流通、食育・栄養学、水産学、小・中学校教育等の関係者から構成)の委員長職でしたので、全力投球(?)でやらせていただきました。

いつも強調していることですが、食育について食のパーツ育から脱皮し、「食」育の視野・視点を重視して進めました。
昨年8月に東京都学校給食の栄養教諭・学校栄養職員の研修会の時には、制作のコンセプトとして、あげたことを書きます。

冊子のねらいは子どもたちが“さかなってすごい”と実感し、魚と近づき、それぞれのライフスタイルや学習ステージに対応した学習ニーズが高まるチャンスを提供すること。

具体的には:
●魚の生産から食べる、生きる力の形成まで、人間、魚や食物と地域とのかかわり(魚をめぐる「食」の循環)の広さ、深さ、多様さ
●魚の生命力、その一生や食物連鎖、それを進める栄養の営みや栄養素の豊かさ
●生産、加工・流通、調理、保存、食べ方等について歴史的に蓄積された多様で、合理的なやり方・文化
●これらの全反映としての一尾の魚、一皿の魚料理、魚料理のある食事を、美味しく、無駄なく、感謝して食べることの可能性や重要性
●これらについて、自分たちが生活している“東京”の実例で学ぶ
●すべての内容に、科学的根拠(理論的、実践的根拠を含む)を踏まえる、等です。

生産・流通や教育現場で関係する多くの方々、関係の大学や研究所の方々、事務局の方々の絶大なご協力によって、上記の高い目標に近づくことが出来たことを、感謝いたします。

ぜひ、お読みいただき、活用していただきたい、もっと“すごい”教材へと展開していただきたい、と願います。

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